怪しい羊と迷えるオオカミ'S【完】
ここは大人の男が聞いてやろう。
座敷童の事、ほんとにコイツはよく考えてやってるよな。
おい。お前!
とりあえずそれだけ送ると
課長のナイスレシーブ
そして私のナイストス
当然決めましたよね?
この連携プレーを仇にしたら許さないw
こいつホントに彼氏と危機なのかって思うような内容でメールを見ながら1人で大笑い。
「瑛太、それただのアホだ」
「見ろ!座敷童の親友からのメールだ」
スマホの画面を見た柊哉もクククッと身体を揺らし
「この子は何て言ったの?」
「会って直接聞けば解決する」
男二人ソファーに並んで大爆笑。
どうなったかなんか聞かなくたってわかる。
会って聞かれりゃ答えを教えるわな。当然だ。
美祈が平気と言っても瑛太は剃るだろう。
柊哉にはそれがわかっていた。
じゃれ合いから瑛太の顔をもみくちゃにして遊ぶ事数度。
そのヒゲの堅さを知っている。
トリートメントなんかじゃきかないぐらいだ。
「お前、芹沢の親友ともメールしてんの?」
「一緒に飲んだんだよ。マコっていう女とコタっていう男な」
簡単に2人の事を話すとこのマコが彼氏との危機らしいと柊哉に話す。
「人の恋愛事情を酒の肴にするか」
「22とか3の恋愛だぞ」
揶揄うつもりはないけれど、答えてやれる事は豊富だろう。