怪しい羊と迷えるオオカミ'S【完】
「私も愛してる瑛太さん」
「やべっ…」
クスッと笑い唇を重ねるとあっという間に深くなり
口内に侵入した舌は追い詰めながらも優しく絡ませる。
唇が首筋にうつり徐々に移動を始め浴衣の合わせ目に手が触れた時にはビクッと身体を震わせる。
「大丈夫か?」
「うん」
スルスルと結ばれた帯がとかれ覆っていた浴衣が脱がされると恥ずかしさから白い肌がさくら色に染まり始める。
不安がらせぬよう
怖がらせぬよう
優しく名前を呼び愛を囁く。
「ァッ…ンッ」
時々、艶めかしくも女の声を漏らすがその声すら恥ずかしく
自分の手の甲で口を塞ぐその手にキスを落とす。
「声、我慢しなくていい。俺しかいねぇよ」
瑛太のいつもより低く色気を含んだ声――
耳元で囁きかけると耳に舌を這わせすべてを味わいつくすかのように首筋から徐々に身体へとおりていく。
瑛太の大きな手が胸の頂に触れると隠すかのように美祈は両腕を胸元で交差させてしまう。
その手首にもキスを落としそっと瑛太によって開かれていくと主張する胸の頂に舌を這わせ唇に含んだ。