第二秘書は恋に盲目
「もし、また千歳がうちの病院に入院するようなことがあったら、監禁でも何でもして逃がさねーようにするし、デートの約束してたけど急に行けないってこともある。

付き合ったからって甘やかすつもりはねーけど…、それでもいいのか?」

「挑む、ところですよ…」

私は、孝宏さんのその言葉を聞いて、ただ単純に優しいなと思った。それは察するのが難しい、たぶん私くらいにしかわからない優しさだけど。

仕事の休みが取れないのは私も同じ。
だからきっと、俺も休みが取れないから、お前も急な仕事が入って約束守れなくなってもそれはお互い様だから気にするな、ってことを言いたいんだと思う。

そう遠回りして言う所が孝宏さんらしい。
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