ずっと隣にいたかった……。
私は一人部屋を出てウロウロしていたら


組員「どうしたんですか??」



「皆さん探してたんです!!!!


あの……みなさんと私仲良くなれると思いますか??」




組員「なれますよ。


こちらに集まっていますよ。」





「ありがとうございます。


あの、名前は何ていうんですか??」




組員「榊です。」


「榊さん、私は佐倉理穂です。
翔太の彼女です。
あっ、一応財閥の娘です。
ですが、ヤクザを的扱いはしませんよ」





榊「そうですが。

それは嬉しいです。」



榊さんは微笑んでくれた。



あそこの部屋にいますよ。



あそこに???


私は急いで行きたくなり早歩きで歩き始めたがだんだん走ってしまった



「つ、ついた……ゲホッ……


みな……ゲホッ……さん。


名前……ゲホッゲホッ……教えてくれませんか……ゲホッゲホッゲホッ……」





組員「大丈夫ですか???」




翔「理穂ーここか?」




「ゲホッゲホッ……翔太……ゲホッ」




翔「理穂!!!!


もしかして走ったか???」




「ごめん……ゲホッ……なさい」



組員「どうなさいましたか?」



翔「紙袋かなんか持ってこい!!!」




組員「わかりました!!!!」





翔「何で走ったんだよ……」




翔太は悔しそうに呟いた……



< 20 / 191 >

この作品をシェア

pagetop