ずっと隣にいたかった……。
「ごめんなさい……ゲホッ……


イタッ……」





翔「え………?


もしかして理穂喘息以外にもなんかあるのか……?」



私はバレたくなくて必死に首を振った



でも、心臓が痛い……




薬……


「翔太……薬……ゲホッ」



翔「あぁ……

どこにある」



「ポケットの中……」



翔「これか??」




組員「それ、喘息の薬じゃないですよ。

自分、小さい頃喘息持ちだったんで分かります。」



え……ばれた??



「いいから貸して!!!!」




私は薬を無理やり奪い飲んだ。





はぁ……痛いのは無くなった……





喘息も少し落ち着いてきた……



「翔太……話すから。

話すからとりあえず吸入させて」




翔「わかった……


それは何処にあるんだ?」



「鞄の中。」



翔「取ってくる。


だから、お袋のいる部屋に行っといてくれ。」




「うん……ごめんね……



ありがとう……」
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