ずっと隣にいたかった……。
私は大地と沙奈と遊んでいた



まだ話せないけど、笑ってる2人を見ても今の私は笑えない……





プルルルル



「もしもし……」





嵐「理穂の容態が……」





えっ??






「……」



嵐「正樹を今呼んでいるが少し来るのには時間がかかるって。
翔太ももう少しで着くって。」






「……」





どうしよう……



理穂が……






死んじゃう……






「ぃや……いや……りほぉ……しんじゃ……ぃや……」






嵐「麗奈!!!!

自分を取り戻せ!!!!」




⁉︎


「ごめん。
今からそっちに向かう。」





嵐「あぁ……」





私はお母さんに沙奈と大地を頼んでさっきの部屋に向かった




りほ、りほ、理穂!!!!



お願い……生きて!!!!







「嵐!!!!」




嵐「麗奈。」



布団の上には顔が真っ青な理穂の姿が





「ぅそ……でしょ??」







嵐「……」



「なんか言ってよ!!!!


ねぇ!!!!理穂は……理穂はどうなるの⁉︎」






嵐「このままだったら死ぬ……」





死ぬ??





死なせない……




私は理穂の鞄からある物を取り出した





嵐「っばか!!!!」




「私が……薬飲ませる……

だから、離して!!!!」




嵐「理穂はそんなことを望んでねぇ…」




「そんなの嵐にわかるわけないのになんでそういうこと言うのよ!!!!」





嵐「これ。」






手紙??



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