ドクター2

俯いたまま、部屋の扉に向かって歩き、手をかけ、勢いよく部屋を出た。






この部屋熱い・・・・・・。






「カンナちゃんっ!!!待ちなさい!」






後ろからの呼びかけに全く振り向かない。







いや、廊下も熱い。






「ハァハァハァハァハァ。」






今説教されてた階は、病室より一階下。






そして階段に向かおうとしたところ、






「待ちなさい、どこに行くの?」 






と後ろから言われ、







「病室に戻るからっ!」






と一言いえば、






「一人じゃ行かせられない。一緒に行くから待ちなさい。」






と言われる。







一人で帰れるんだから・・・・・・。






だけど・・・・・・、あれ?






体が言うことをきかない。





 

おかしいな。






カンナは廊下にひざまづいた。






「大丈夫っ?」





すぐに後ろから手が伸びて、体を支えられた。
< 113 / 158 >

この作品をシェア

pagetop