ドクター2
俯いたまま、部屋の扉に向かって歩き、手をかけ、勢いよく部屋を出た。
この部屋熱い・・・・・・。
「カンナちゃんっ!!!待ちなさい!」
後ろからの呼びかけに全く振り向かない。
いや、廊下も熱い。
「ハァハァハァハァハァ。」
今説教されてた階は、病室より一階下。
そして階段に向かおうとしたところ、
「待ちなさい、どこに行くの?」
と後ろから言われ、
「病室に戻るからっ!」
と一言いえば、
「一人じゃ行かせられない。一緒に行くから待ちなさい。」
と言われる。
一人で帰れるんだから・・・・・・。
だけど・・・・・・、あれ?
体が言うことをきかない。
おかしいな。
カンナは廊下にひざまづいた。
「大丈夫っ?」
すぐに後ろから手が伸びて、体を支えられた。