幼なじみがあたしを〇〇の標的に!?
あたしの体勢に合わせてくれた結月は抱きしめてくれた。
「こんなの…結月じゃないよ…」
大斗みたいに温かさをくれる結月じゃないよ…。
「昔の俺と違うんだ…」
「どこが違うの…?
昔っから高慢な態度取ってたりしてたから、大斗が壊れちゃったんだよ!?
ねぇ。
それを大斗に伝えてよ…」
あたしが結月が優しくなったって、知らなくてもいい。
ただ…限界まで我慢し続けていた大斗に、伝えてほしい。
もう少し早くそうしていたら、大斗だって…。
あんな風に誰も傷つけることはなかったんだ。
「もう…離して!」