Butterfly
「話・・・」
「うん。だって、岡本さんは千穂ちゃんをわかりたいって思ってるのに、千穂ちゃんが何も話さなかったら、それ以上どうすることもできないから」
里佳さんの話に、玲奈さんも「そうだね」と頷いた。
「千穂ちゃんが痣を見せるのも話すのも、ためらう気持ちはわかるけど。
それってやっぱり、岡本さんを信用してないってことでしょう」
「えっ・・・」
「だって、見せたらきっと嫌われるって。岡本さんはそういうことで人を嫌いになる人だって、言ってるようなものだもん。
実際はそうじゃなくてもね、そうとられても仕方ない。寂しいと思うよ、彼氏としては」
「うん・・・。千穂ちゃんとうちの旦那さんを一緒にするのもなんだけど・・・直くんも、すごく疲れてるなーって時でも、絶対愚痴とか言わないの」
お酒が回ってきたのか、里佳さんが市谷さんのことを「直くん」と名前で呼んだ。
「聞いてもね、いつも『大丈夫だから』って言うだけで。でも・・・聞くぐらいしかできないけど、言ってくれてもいいのになーって、甘えてくれたらいいのにって、思うこともよくあるんだ。
仕事のこととは全然違うと思うけど・・・岡本さんも、千穂ちゃんが抱えてることを話してほしいんだと思うよ。
それでもっと、頼ったり、甘えたりしてほしいんだと思う」
「うん。だって、岡本さんは千穂ちゃんをわかりたいって思ってるのに、千穂ちゃんが何も話さなかったら、それ以上どうすることもできないから」
里佳さんの話に、玲奈さんも「そうだね」と頷いた。
「千穂ちゃんが痣を見せるのも話すのも、ためらう気持ちはわかるけど。
それってやっぱり、岡本さんを信用してないってことでしょう」
「えっ・・・」
「だって、見せたらきっと嫌われるって。岡本さんはそういうことで人を嫌いになる人だって、言ってるようなものだもん。
実際はそうじゃなくてもね、そうとられても仕方ない。寂しいと思うよ、彼氏としては」
「うん・・・。千穂ちゃんとうちの旦那さんを一緒にするのもなんだけど・・・直くんも、すごく疲れてるなーって時でも、絶対愚痴とか言わないの」
お酒が回ってきたのか、里佳さんが市谷さんのことを「直くん」と名前で呼んだ。
「聞いてもね、いつも『大丈夫だから』って言うだけで。でも・・・聞くぐらいしかできないけど、言ってくれてもいいのになーって、甘えてくれたらいいのにって、思うこともよくあるんだ。
仕事のこととは全然違うと思うけど・・・岡本さんも、千穂ちゃんが抱えてることを話してほしいんだと思うよ。
それでもっと、頼ったり、甘えたりしてほしいんだと思う」