Butterfly
可月さんが私の元彼だということは、龍平さんにも最低限伝わっている情報なのだろう。
私が返事に戸惑うと、龍平さんが話をつないだ。
「もし・・・何か言ってやりたいことがあるなら。あいつとも、今会わないといつ会えるかはわからないから」
「・・・」
(可月さんと・・・)
私だって、言いたいことはもちろんある。
4年ぶりの再会をして、また、心をえぐられるような出来事があった。
違法薬物に手を染めていた事も、更なる大きな衝撃で。
『なぜなの』って、聞きたいことも言いたいことも、もちろんたくさんあるけれど。
(やっぱり私は・・・)
「会いたくない、です・・・」
きっとまた、今より深い傷を心に負ってしまうから。
これ以上、可月さんをキライになりたくもないし、なにより、自分が傷つくのが怖かった。
「・・・そっか。わかった。まあ、言ってやりたいことがあったらいつでも言ってよ。オレが代わりに言っとくからさ」
「はい・・・」
(でも、もしかしたら・・・)
ふっと私は考える。
あの時、あの場所で、可月さんが逮捕されていなければ。
可月さんは私のコンプレックスを脅かすように、クスリを勧めてきたのだろうか。
(・・・怖いな・・・)
犯罪につながる、それはとても大きな出来事。
想像して、私はぶるりと大きく身震いをした。
私が返事に戸惑うと、龍平さんが話をつないだ。
「もし・・・何か言ってやりたいことがあるなら。あいつとも、今会わないといつ会えるかはわからないから」
「・・・」
(可月さんと・・・)
私だって、言いたいことはもちろんある。
4年ぶりの再会をして、また、心をえぐられるような出来事があった。
違法薬物に手を染めていた事も、更なる大きな衝撃で。
『なぜなの』って、聞きたいことも言いたいことも、もちろんたくさんあるけれど。
(やっぱり私は・・・)
「会いたくない、です・・・」
きっとまた、今より深い傷を心に負ってしまうから。
これ以上、可月さんをキライになりたくもないし、なにより、自分が傷つくのが怖かった。
「・・・そっか。わかった。まあ、言ってやりたいことがあったらいつでも言ってよ。オレが代わりに言っとくからさ」
「はい・・・」
(でも、もしかしたら・・・)
ふっと私は考える。
あの時、あの場所で、可月さんが逮捕されていなければ。
可月さんは私のコンプレックスを脅かすように、クスリを勧めてきたのだろうか。
(・・・怖いな・・・)
犯罪につながる、それはとても大きな出来事。
想像して、私はぶるりと大きく身震いをした。