ただそばにいて欲しいだけ
今日は金曜日・・・香織ちゃんと約束どおり駅の近くの居酒屋へ


香織ちゃんはお酒に強くていつも結構飲む

私は全く飲めないから、運転手にはちょうどいい

会社から帰って、香織ちゃんの家まで迎えに行く

車の中では大阪の件には触れなかったけど・・・



席に着くなり

「で、何で大阪?」

と・・・・私より年下なのに・・・怖いんですけど、お姉さん


私は会社のバーベキューの時からまさかの告白まで事細かに全部
正直に話した


「でも全然カッコよくないんだよ!オタクっぽいしくどいし・・・
偏屈だし変わり者だし・・・お腹出てるし・・」

と太ってるのは全然気にならないんだけど・・・・敢えて言って
みる

「でも一緒にいて楽しいんでしょ?何時間でも一緒にいられる
んでしょ?会いたいから帰りたくない実家に行ったんでしょ?
話したいから大阪まで高いバス代かけて行ったんでしょ?」

「・・・・まぁ、うん。・・・・・」


「じゃ、好きでしょ!?その子のこと。」

「う〜ん、そうかな?でも3つも下だよ。ただ気の合う仲間とか
兄弟って感じじゃない?」

「ま、そこが意外だったけどね。ゆみちゃんは年上が好きだから
ね〜。でもしっかりしてるんでしょ?歳の割には考え方が古くさい
ってことは・・・・。」

「う〜ん、そうなんだよね〜。なんかすごい不思議な子。
ま・・・・年下とはあんまり感じないんだけど、正直。」

「ってかさ、ゆみちゃん!もう顔が全然違うの!すっごく嬉しそうな
顔してるんだけど・・・。もう完全惚れてるでしょ?」

と・・・慌てて両手で顔を押さえる

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