ただそばにいて欲しいだけ
「俺さ・・・・。俺は自分のことかなりのオタクでたちの悪い
変わり者って自覚があるんだ、これでも。

でもね、この偏屈な俺を理解してくれて・・・これだけ気が合う
のって、俺ゆみさんとの出会いって奇跡だと思ってるんだ。

世の中・・・・何億人って人がいて、その中で会ったんだよ。
しかも同じ趣味のことでこれだけ盛り上がれるって、俺はなかなか
いないと思う。

だから、距離だけで決めて欲しくない。その理由だけなら諦め
たくない。

この俺が変わり者でイヤっていうのなら潔く諦めるよ。

・・・・でも、世の中には外国に行っても付き合ってる人も大勢
いるんだし・・・。

すぐには会えないけど、頑張れば会えるよ。

毎日Skypeで話すことだって出来るしさ。」


・・・・・


う〜ん・・・・何にも言えない

私だってこれだけ一緒にいて楽しいなんて・・・意外だった、しかも
年下なのに。


でも・・・!


「あ、あのね。もし付き合ってたとして・・・1年とか2年とか経って
で、別れたとしたら私もう30になっちゃうでしょ?だから次付き合うと
したら結婚を前提に付き合わないと・・・・っていう思いもあって。」



と・・・ここで言葉が詰まる。

そうそう、30目前の女性と付き合うと、すぐ結婚とか言い出してウザイ
んですよ。

まだまだ結婚なんて考えられない30前の男性にはだんだん重荷になって
しまうわけですよ。

だからまだお互いに傷が深くないうちにここはやめておいた方がいいか
と。


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