ただそばにいて欲しいだけ
部屋に入ると、長橋君はベッドに寄りかかって床に座った

部屋のあちこちを見ながら・・・「ふ〜ん」

と何か言いたそう



私は今はほとんど物が置いてない勉強机に珈琲を置いてイスに
長橋君の方を向いて横向きに座る


「シンプルだね。ゆみさんらしい女の子っぽくない部屋だね」

「うん、今の家に結構運んだけど、基本いた時とあんまり変わって
ないかな?」



いつもと変わらぬ他愛のない会話をしてるけど・・・なんか
微妙な距離が気になる


いつこっちにおいでって言ってくれるのか?そんなことをずっと
気にしながら会話を続けるけど・・・一向に呼んでくれない


なんか私から行くのもなんか躊躇しちゃって・・・結局


11時を過ぎると・・・


「じゃ、今日はこれで帰るよ。また明日ご飯ご馳走してくれる?」

「う、うん。じゃ、明日のお昼は焼きカレーにしようかな?」

「おっ!いいね!じゃ、ブランチって感じでお昼前には来るよ」

「うん、じゃ、また明日」





と・・・・サラッと帰って行った

別に泊まって欲しいとかそんなことを考えてたわけじゃないけど
・・・・

なんかさ、ちょっと抱きしめてくれたり・・・・もうちょっと
触れ合ってくれてもいいのに


なんか・・・そんなことを考えてしまったけど・・・

そんなことを思ってるのは私だけ?長橋君は何も思ってくれて
ないのかな?
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