食べちゃうよ。






自動ドアが開き、眩しい外の景色を背景に、眩しい集団が入ってきた。



露出度の高い服。

派手な色使い。

高いヒール。

昨日会ったキラキラ女子集団と同じニオイがする。

そして、理系の人ではないのだろう。

この古びた食堂に文系の人が来るのは珍しい。

しかも、こんなキラキラ集団が。






キラキラ女子たちはキャピキャピと食事を注文して……

なんと、後ろの席に座る。

嫌だな、こんな時に限って。

そして、ここからが悪夢だった。

あたしは神様を憎むしかない。

こうやって劣等感を感じながら、最高に嫌な話を聞いたんだから。




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