ショコラlove 短編集1完結
そして、この場所から夏樹と別れる度思うこと。
私と夏樹はこの場所でしか接点がない。
夏樹は有名だけど、私はなにもしらない。
クラスも、名字も、好きなことやものも。
聞けないし、聞く理由がない。だから聞けない意気地無しだ。
それに夏樹もなにも聞いて来ないから、私も聞いちゃ行けない気がしてた。
だから、ただここであっておしゃべりしたりチョコ食べたりゆっくりするだけの関係が続いてる。