クールなイケメン男子に惚れてしまって
「そんな事言わずにさ、教えてよ。分からない所あるんだ」




なんて言うから、私は思わず笑ってしまった。




こんなにも私を頼ってくれる。
そう思ったら、何だか胸が痒かった。




「……どれ?」




もう諦めることにした。




こいつは自分の信念を貫くタイプだ。
そう思うことにする。




「もうちょっとこっち来て?」




私が机越しに問題を覗きこもうとすると、あいつは少し不満そうにそう言った。




……一体何がしたいのだ。
よく分からない。




そう思いながらも、私は席を移動して、あいつの隣へと近づいていった。




僅か数cmの距離。




今までにない緊張感が私を襲う。




ごくっと唾を飲み込む私。
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