社内恋愛症候群~イジワル同期の甘い素顔~
「大丈夫ですって、『イケてるコンパと出会いの可能性のある結婚式以外の二次会には行きません』ってはっきり宣言してたから、彼女はここにはいません」
「あ、そう。しかしそこまで潔いと清々しいわね」
確かにそうだ。社会人として、普通は思っても口にしないことだけど、自分を貫いているということはある意味ほめるべきところなのかもしれない。
「あれ、河原さんもいないの?」
部屋を見渡し終わった貴和子さんは不思議そうな顔をしている。
「はい。どうやら一次会で飲みすぎちゃったみたいで。二次会は不参加です」
「そうなの。いつもあんまり飲まないのに、めずらしいね」
入口付近で大音量の中、顔を寄せて話をした。
貴和子さんのハイボールが手元に届くと、若林くんも交えて三人で軽くグラスを合わせた。
「あれ、蓮井さん来てくれたんですか?」
向こうで一課の同僚につかまっていた成瀬が、嬉しそうにこちらに近づいてきた。
「成瀬くんの超大型契約でしょ。もちろん駆けつけるわよ。ちょっと仕事で遅くなったけど。あっ、そうだ今度インタビューさせてね。大口契約の実績一覧に掲載するから」
「あ、まじっすか。なんか一躍ヒーローだな」
普通はこんなとき謙遜する人が多いのに、成瀬らしいな。
「あ、そう。しかしそこまで潔いと清々しいわね」
確かにそうだ。社会人として、普通は思っても口にしないことだけど、自分を貫いているということはある意味ほめるべきところなのかもしれない。
「あれ、河原さんもいないの?」
部屋を見渡し終わった貴和子さんは不思議そうな顔をしている。
「はい。どうやら一次会で飲みすぎちゃったみたいで。二次会は不参加です」
「そうなの。いつもあんまり飲まないのに、めずらしいね」
入口付近で大音量の中、顔を寄せて話をした。
貴和子さんのハイボールが手元に届くと、若林くんも交えて三人で軽くグラスを合わせた。
「あれ、蓮井さん来てくれたんですか?」
向こうで一課の同僚につかまっていた成瀬が、嬉しそうにこちらに近づいてきた。
「成瀬くんの超大型契約でしょ。もちろん駆けつけるわよ。ちょっと仕事で遅くなったけど。あっ、そうだ今度インタビューさせてね。大口契約の実績一覧に掲載するから」
「あ、まじっすか。なんか一躍ヒーローだな」
普通はこんなとき謙遜する人が多いのに、成瀬らしいな。