幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~
暫く睨んでいたがこっちを見ていない幸にはそんなこと関係ない。
舌打ちをして座ると山崎が扉を開けて入って来た。
肩から血を流している。
山「幸君、君に頼みがある。斎藤組長を助けてほしい」
その言葉に今まで何にも反応しなかった幸の眉が動いた。
山「都合のいい話だと分かっている。だが彼だけは君を信じていたんだ」
何を言っているのか分からない俺は山崎に問う。
土「何があったんだ」