幸と不幸と浅葱色~儚く散る桜の様な命なら~
先『桜庭さんは自分の存在を認めてもらえるほど自分に価値があると思っているんですか。君がいる場所ではみんな不幸になるのに。生まれ来なければ君だってこんなに傷付くことはなかったのにね』
聞きたくなかった。先生の口からそんな言葉聞きたくなかった。
先『君のお母さんだってお父さんだって君がいるから辛い思いをしたんだ。君が殺したも同然なのにどうして君は生きているんだろうね』
やめて。もうこれ以上言わないで。
先『君は幸なんかじゃない。君は一緒幸せになんかなれないよ』
泣き出した。
分かっていた。母から圧力がかかっていたこと。
でも涙が止まらなかった。希望の光を失ったから。