年下わんこに要注意
俺は彼女に1番近づきやすい場所で、他の男への牽制も兼ねて彼女に近づいた。
彼女はそこそこ美人である為少し近寄り難い雰囲気をしているが同僚からは可愛がられている様子だ。
きっとほとんどの人間も彼女の霊力を無意識に感じ取り、居心地がいいのだろう。
彼女の守護霊は"もうすぐだよ"と最近煩くなってきていた。
そんな事は許さない。
絶対に他の男には渡せない。
「原谷さんって彼氏いないんですね。」
「本当に高嶺の花って存在するんですね」
彼女に話しかけると守護霊は安心したように輝きを増した事に遥人は気づいていなかった。
彼女を誘って家へ連れ込む。
出来る限り彼女に優しくしたかった。
彼女といる時間が長ければ長い程心地よかったし、気分も良くなる。
彼女に俺を好きになって欲しい。
誰かに好きになってもらいたいと願ったのは人生で初めてだった。