夢物語


授業が始まり莉華は真剣に聞いている。







かまって欲しい。







そうだ、意地悪をしよう。
僕は莉華の手をとる。



前のキャラは手をつなぐことに
恥じらいはないツンツンお嬢様キャラだったけれど
今回はツンデレデレのおしとやかキャラ。


授業中にこんなことしたら…






顔を真っ赤にしてこちらをにらむ莉華
僕はニヤっと笑う。


莉華は周りを見渡し誰も見ていないことを
確認する。



見てほしくないんだな…
そう僕は思い
斜め前のクラスメート(モブ)を振り向かせ
手を見てびっくりさせ前を向かせた。


莉華は先ほどよりも顔を赤くする。
手を振りほどこうとする。


僕はギュっとにぎり
耳元でささやく。




「みられちゃったねw
これほどいたらだめだから…
僕、莉華のこと嫌いになっちゃうから‼︎」




莉華はちょっと困った顔をして
しょうがないと授業に集中しだした。




次は何をしようかな…













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