(完)年下男子に惚れました
「じゃあ、俺面打つんで、出ばな小手打ってください。」


悠雅が言っている意味はわかる。


つまり、悠雅が私に打ち込んできて、その手は防御されていないから、そこをタイミングを合わせて小さく小手を打ち込むってことだ。


ダンっと床を踏み込み、悠雅がいつもよりずっと手を抜いて面を打ち込んできた。

けど、、


「間に合わない〜〜。」


慌てて打ったものの私の竹刀の先はかすっただけで、とても一本にはならない。


困り顔で悠雅を見上げると、そこにはニコニコと笑う悠雅がいた。


ちょっとこれは悪い予感、、


その予感は的中した。


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