一方通行 1
大「お前のせいで、あちこち打ち身だらけ。」








肩やら胸元やらをさすりながら、言いがかりをつけてくる。









「大翔が悪いんでしょ。」








大「優那だったらそんな事しねーのに。お前ら、ほんとに双子か?」









確かに、優那は怒っても手は出さない。
口で言うだけ。



















でも、優那と比べられる事だけが一番嫌な私にとって









正直、憤ってしまう。









「だったら優那に手当してもらえば?乱暴女より、優しい方がいいでしょ。」









呆れ顔を見せ、投げやりに言うと









先々歩いて行く。





























大翔も結局、優那か









みんな優那、優那って・・・







私の傍から離れない人は、誰もいないのか



















「でもまぁ、そんなもんか・・・」








この数年間、こんな思い当たり前のようにしてきた。








今更、傷つくことはない





























「おわっ!」








歩いていると、急に後ろから引かれた腕








突然の事で、バランスを崩して倒れそうになる





























雄「危ねぇー。」









倒れそうになった私を支えると、笑顔を見せた雄希がいた。





























「どうしたの?」









優那と大翔置いて来て・・・









雄「凛那が拗ねてるなって思ったから。」









そう言う雄希の後ろをチラッと見る



















何かを話すでもなく、隣どうしで歩いてる大翔と優那。
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