一方通行 1
雄希は何がしたいんだろう。









私を慰めるためだろうけど、私の本当の気持ちにも気づいてない









優那の事が好きなくせに、幼馴染だからってこんなこと・・・





























でも、今は私といてくれてる









結局、そんな時間に甘えるだけの私



























雄「どう、俺も紳士だろ?」









「え?」









隣を見ると、得意げに笑ってる。



















雄「アイスもわけてやったし、こうやって元気づけてやってるし。」








そう言うと、繋がれてる手を少し持ち上げて見せた。

















もしかして、掃除終わりに言った言葉気にしてたの?









「雄希のは私が奢ったんだから、自慢げに言わないでよ。」








自分の出したお金で言うならまだしも、とブツブツ言う。








素直に喜んで、ありがとうって言えばいいのに・・・





























雄「じゃあ今度は俺が奢ってやるよ。」








それなら満足だろ?と呆れ笑いを見せた。


















雄希は分かってる








私と優那は違うって








だから、言葉で比べられたことはない

















優那は何でもできるのに、なんで凛那はできない?








凛那も優那みたいになったら?








そんな言葉、腐るほど聞いて来た








私は私なのに、比べられる事にうんざりして








本当に辛かった。









だから反抗の意味も込めて、こんな性格になったのかもしれない。
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