一方通行 1
何も話してないとは言え、後ろで二人っきりの大貴と碧が気になるくせに
そんなそぶり見せることなく、なんで私に構うの。
・
・
涼「早く。」
手を更に差し出す
涼「まさか、大ちゃんとは繋げるのに、俺は無理とか言うなよ。」
いつまでも手を出さない私に、冗談ぽく笑って言う。
・
・
無理
だって、好きだから
余計好きになりたくないから、触れたくない
・
でも、叶わないのなら
これ以上、望めないのなら
こんな機会にしか、頼れないのなら
・
・
ダメだ
いいよ
私の中の二つの人格が、言い合う仲
気づいたら、ゆっくり手を差しだしてた。
・
・
「っ・・・!」
ゆっくり、涼介の差し出してきた手まで伸ばすと
涼「遅い。」
伸びかかってた手を、無理やり取って引いた。
・
・
しっかり繋がれた手
緊張と暑さで、少し汗ばむけど
そんな事気にならないくらい、平常心ではいられなかった。
・
・
涼「お前とこうやって歩くの、久々だな。」
「あ、うん。」
碧たちが後ろにいるのに、気にする様子などなく
まるでカップルの様に
手を繋いで、並んで歩く。
そんなそぶり見せることなく、なんで私に構うの。
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涼「早く。」
手を更に差し出す
涼「まさか、大ちゃんとは繋げるのに、俺は無理とか言うなよ。」
いつまでも手を出さない私に、冗談ぽく笑って言う。
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無理
だって、好きだから
余計好きになりたくないから、触れたくない
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でも、叶わないのなら
これ以上、望めないのなら
こんな機会にしか、頼れないのなら
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ダメだ
いいよ
私の中の二つの人格が、言い合う仲
気づいたら、ゆっくり手を差しだしてた。
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「っ・・・!」
ゆっくり、涼介の差し出してきた手まで伸ばすと
涼「遅い。」
伸びかかってた手を、無理やり取って引いた。
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しっかり繋がれた手
緊張と暑さで、少し汗ばむけど
そんな事気にならないくらい、平常心ではいられなかった。
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涼「お前とこうやって歩くの、久々だな。」
「あ、うん。」
碧たちが後ろにいるのに、気にする様子などなく
まるでカップルの様に
手を繋いで、並んで歩く。