ー社長と甘い恋ー
繭の結婚式でも見たことがあるし、繭に告白したのも知っている。

「あ…えと、」

ああ。名前わからないのね。

「直江栞。」

そう言うとすいません。と言って少し微笑んだ。


「今度からは気をつけてよね。」
私はその場をすっと離れた。


なにこれ…。

なんでこんなに心臓速いの…。

頭の中を駆け巡るのはさっきの佐伯くんの笑顔。

でも私、年下はタイプじゃないわ。

私は繭と同じだから佐伯くんとは2つ離れてるし。
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