もっと、キスして
「うそ…!超可愛いじゃん!」
「笑うなー!」
クスクス笑っているとほっぺたを膨らませてそっぽを向くちの。
「ごめんごめん…っ、…はーおもしろい。」
「入学式一人だけ黒髪の子がいて、一緒のクラスだったらいいな~って思ったの!」
「そっかー、一緒のクラスだといいねその子。」
「…!?凛のことだよ!!!」
「え、そうなの?」
まあ確かに染めてないけど。
一人だった?
全然意識してなかった。
「嬉しい。」
黒髪好きだから染めてないだけだけど、
そのおかげでちのに会えたなら。
「それは反則じゃない…!?」
「何が、」
「凛可愛すぎ!」
ちょっと頬を染めてるちの。可愛いのはあんたでしょって言いたくなった。