もっと、キスして



「うそ…!超可愛いじゃん!」


「笑うなー!」


クスクス笑っているとほっぺたを膨らませてそっぽを向くちの。


「ごめんごめん…っ、…はーおもしろい。」


「入学式一人だけ黒髪の子がいて、一緒のクラスだったらいいな~って思ったの!」



「そっかー、一緒のクラスだといいねその子。」



「…!?凛のことだよ!!!」


「え、そうなの?」


まあ確かに染めてないけど。

一人だった?


全然意識してなかった。


「嬉しい。」


黒髪好きだから染めてないだけだけど、

そのおかげでちのに会えたなら。



「それは反則じゃない…!?」


「何が、」


「凛可愛すぎ!」



ちょっと頬を染めてるちの。可愛いのはあんたでしょって言いたくなった。




< 5 / 187 >

この作品をシェア

pagetop