もっと、キスして
1度豪華なパーティーが終わり、
泰成の家へ帰って最初に来ていた白の長袖のブラウスと、黒のフレアスカートに着替える。
着物のときの髪型を崩さないでも似合う上品な服を選んでおいた。
「何から何までありがとうございました、おはるさん。」
「いえ。楽しんできてくださいね。」
「有難うございます。」
おはるさんにお礼を言ってそのまま車で待っていた泰成のところへむかう。
「泰成、ほんとにありがとう。」
「凛にそういうこと言われるとなんか照れるからやめて。」
「なんでよ。失礼だな。」
車で大貴の家まで送ってもらう。
これまた高級マンション。
「てかここ…龍青のとこのとなりじゃん。」
「そっか、凛はもう龍の家言ったことあるんだったね。
まあ幼馴染みだから家はみんなわりと近いかな。」
そっか、Polarisって幼馴染みだったんだよね。
「泰成さま、ごゆっくりお楽しみください。
またお迎えに上がります。」
「ありがとう、クマ。」
「その呼び方はおやめください。」
「いいじゃん、ちいさい頃からずっとこう呼んでんだから。」
クマ…?
「申し遅れて申し訳ありません。泰成様専属運転手の久間乃(クマノ)と言います。」
「あ、だからクマ…」
「すみません。何度言っても直していただけなくて。」
頭をかきながら照れくさそうにする久間乃さん。
何歳なんだろ…
こどもにの頃から専属なんだったらもうだいぶ大人なんだろうなー。
見えないけど。
「凛、行こう。上で大貴たちが待ってる。」
「あ、うん。」
降りる直前に久間乃さんにお礼を言っておりる。
「あの、久間乃さん。ありがとうございました。」
「いえ。楽しんできてください。」
ドアが自動でしまると、車が元来た方へ帰っていく。