もっと、キスして
「凛~っ!!!もー、メールも電話も何もしてくんないから不安だったんだから!!!」
朝からちのに抱きつかれそんなことを言われる。
やっぱ学校っていいな。
自分がちゃんと人間らしくいれて、必要とされて。
ちのやPolarisに愛されて。
幸せだと思った。
「ごめんごめん。ちょっといろいろ大変で疲れすぎてケータイ見る余裕なかったんだって。
病院じゃ特定の場所でしか使えなかったしさ。」
「まあそんなとこだろうと思ってたから何も言わないけどさ。
元気そうでよかった。
今日からはまた普通に学校来れるんだよね?」
「もちろん。心配してくれてありがとう。」
私を本気で心配してくれる人がいる。
この子を一生大切にしたいと思った。
「私、ちののこと一生大切にする。」
「え、何急に。愛の告白?」
「そうかも。
ちのと会えてほんとによかった。」
「えー…なんなの凛ほんと…っ、
泣けるからやめてよ──…っ」
それを見たクラスの子は二人ってホント仲いいよねって笑ってた。