秘密×散弾銃〜ヒミツ ノ サンダンジュウ〜






「どうして攻撃をしない!」

『この手で引き金を引いて撃った時…っ
感じたことない恐怖感を覚えたの…』

「だったら尚更!
っ…この話はロナには無理だ!」






ギュイン__!



マツリの横切りが
ロナ足元ギリギリに斬り込んだ





『っ;はぁ…はぁ
でも……決めたから…自分で決めた事だから』

「?」





マツリは攻撃を辞めロナの話に耳を傾ける





『正直…こんな辛いところなんて
思ってなかったし、マツリやカラス…
他の子達を見てそう思った』

「…………………」

『だけど……
''辞めたいと思ったことは一度もない''

私は自分自身の意志で
ここに来て頑張るって、決めたから!

自分に負けたくない…
他の子にも…っ負けた、くない…』





ギュウ___





ロナは俯きながらも
右手に持つ銃を強く握りしめた


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