悪魔に取り憑かれました。
「君達、怪我は?」


えっ?


振り向くと、警官が立っている。



気づかなかったけど、いつの間にか周りには人だかりができていて、パトカーや救急車が来てる。



「ちょっと話、聞かせてくれるかな?」


「え?あ、はい…」



空を見上げると、ルビーはもういない。



このヘアゴム、ただのヘアゴムじゃない。


さっき確かに、守ってくれた。



どういうこと………?



警官の質問に答えながら、ヘアゴムのことばかり考えていた。
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