最後の夏休み~運命の日まで~

こわい夢

「かなこちゃん、お風呂どうぞ。」

「おー、ありがとう!」

といいかなこちゃんがお風呂へ入っていった。

お布団ひかなきゃと思い、私はお布団をしきはじめた。

お布団を敷き終わったら急に睡魔に襲われ、睡魔に勝てずに眠りについてしまった。

夢を見た。

悪夢のような夢だ。

私は閉じ込められているかのようだ。

かなこちゃんと慎也君が私を見て、悲しい顔をしている。
そこに、お母さんも駆けつけて、泣いている。

私は動くことも話すこともままならない状態だ。
どうすることも出来ずにただ不安と恐怖に襲われるしかなかった。
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