男な女と女な男
「誰が女だっつーの。そんなスカートのくせに股思いっきり開いて座ってる奴が女って言えっかよ。」

そう言って樹里と瑠実に缶ジュースを投げるのは樹里達が待っていた仲間の1人

諏訪瑞樹-スワミズキ-

「諏訪ー!!ジュースありがとー♪」

ジュースを貰いそれを笑顔で喜んで礼を言う瑠実。

「いぇいぇ。樹里も瑠実ぐらい女らしかったらなぁ。」

「余計なお世話だっつーの。大体…他の奴はまだなのかよ。。」

黙って貰ったジュースを口に運ぶ樹里。

「あっ,おごったのに礼聞いてないんだけど。さぁ~…わかんねぇけど,そーいや先生に呼び出しくらってたな。」

「えっ!?呼び出しくらってたの!?」

「また余計な事やらかしたんだろどーせ。」

驚く瑠実とまんざらでもない様子の樹里。

そんな2人を交互に見る瑞樹。

「何だよ。諏訪」

「いや…お前ら2人って小学校の時からの付き合いで,よく今まで仲良くやってきたなぁって思ってさ。」

「どーいう意味だそれは!」

思わず叫ぶ樹里。

「いや,あまりにも正反対過ぎて。」

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