俺は消えたりしない
ようやく、学校内に入り


使った集中力を戻そうと



チョコを一粒口に含んだ。
甘くとろけて、少し苦い。



私にも、こんなに気持ちになった事が…


あった!



絶対、あった。

何だっただろう?

でも、折角の糖分をこんな事に使いたくはないと


考えるのをやめた。



今日は、2年生の始まり。


凄い人だかりの玄関傍。


クラス替えの発表だ。




混んでいる所には、入りたくないな。



そんな事を思いながら、少しずつ近づいて行った。



「同じだな!よろしく!」
「きゃー、離れたぁ…」
「田中と一緒だ!」
「黒崎君とだ!」


えぇっと…

背伸びをしながら探した。

うちの学年は人数が多くて、

A〜K組まで。


公立で、偏差値は70以上。

それなのに、こんなに人数が多いとは


秀才が多く、生まれた年なのか?



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