湖都子のポエム4

待ってるだけでは恋は、始まらない


当たり前のように
あの楽しい時間は続くって信じてた

オレはあのままでいられたら…
あのままで…変わらずに…

思いだけが先走って
言葉が出てこない
どうしようもなくもどかしかった
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あれから、話してない。好きなのに…想いはちゃんと伝えよう。

琴里が1人で歩いていた。歩いていた琴里の腕を掴んでいた。逃げられないように……「…何?」その声がすごく冷たかった。はっと我に返って、琴里の顔を見た瞬間…今にも泣きそうな顔をしていた。そんなに俺が迷惑なの?胸が痛い。不安でいっぱいになる。怖くて胸が凍りそう…腕を離すと、琴里は行ってしまった。

それでも、どうしても頭の中はすぐに琴里でいっぱいになる。今、琴里をつなぎとめたら、琴里を苦しめてしまう?たけど、待ってるだけでは恋は始まらない。



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