湖都子のポエム4

好きの反対は…


好きの反対は嫌いじゃない…無関心だ
今まではそんなことわからなかったけど
言葉の意味がわかる気がした

彼女との未来を夢見ていた
頭ではわかってたクセに…
もうすこしだけ夢見ていたかったな

優しさと優柔不断の間でフラフラして…

ダメだなぁ
彼女のことになるといつも通りにいかない

彼女に遭えないとかなり寂しい
忘れたくても忘れらんない
めちゃめちゃ会いたい

彼女と一緒なら
どんなことでも楽しいから

どうしても素直に会いたいって言えなかった
会えない文不安で…早く会いたい

恋って難しい
嬉しいことや楽しいことばかりじゃない
不安が生まれて
いつだって恐れている

忘れようと思っても簡単には消えてくれない
好きって感情は…
オレどうしたらいいんだろう
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琴里が離れていくまでは、幼なじみの関係は壊れない。将来も一緒にいる。変わらない永遠はあるって、無邪気に信じていた。

今は…起こるか起こらないかわからない先のことを考えて、何もできなくなっている。大好きな琴里を失いたくないから…ずっと一緒にいたいから…言いたいことも言えなくなる

こんなに琴里のこと好きなのに、不安でどうしようもなくて、自分の気持ちをごまかして、何を怖がっているんだろう。

伝えたことたくさんある
言わなきゃいけないことたくさんある
でも、叶わないって知った
それでも、一番近くにいたい

琴里が喫茶店で働いているって聞いた。会いに行きたい。でも、不安に思わないわけはない。不安でどうしようもなく…

結局、会いたい気持ちが勝って、喫茶店に行った。いつも通りの会話をして、琴里が笑うと嬉しくて、琴里が楽しそうだと俺も楽しくなる。

他の客と話しているのが聞こえてきた。俺のことを話している…のか。聞き耳をたてる。…私と彼はただの幼なじみですから。今までもこれからも…

これ以上知らなくていい…これ以上…

付き合いが長い分、好きなのになかなか素直になれなかった。ただの幼なじみとして、これからも一緒にいる…他の男と付き合うってなったら、俺は耐えられねー。このままじゃ、ダメだ
よ。この先、ずっと琴里に近づく男に嫉妬し続けていくなんて…もう苦しい。まだ何も伝えてないのに、気持ちは空回りする


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