湖都子のポエム4

恋の落とし穴

あの子のところに行きたければ行けばいい
でもあなたのことを一番好きなのは私だよ
壊れそうなこの想い…
嫌いになんてなれないよ

あなたがもういないということはわかってる
いくら会いたいって思っても会えない

ずっとあなたが好きだった
ずっとだよ……ずっと…
あなたにあの子がいても
ずっと諦められなかった

いい加減…現実を見なきゃ
あなたはもういない

でもホントはそんなのどーでもいい
一番大切なのはあなたの気持ちなんだ
私はどうすればいいの?

大事なものさえ見失ってしまう恋の落とし穴
人は恋すると変わってしまう

何もかもが最悪
あなたの一番にはなれなかった
失恋…
結局は私だけが好きだったってこと
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平気な顔で冷たく言い放った彼。あれが本心みたいで…思いのほか胸が締め付けられる。

一緒に遊んだりしていた。でも、最初から好きの意味が違ったんだね。優しくされたら、期待しちゃうじゃん。私だけを見てほしかった。ずっと気づいてほしかった。本当に運命の人ならば、きっと気づいてくれるって思ってた

色んなことがありすぎて、めまいがしそう。結局、私は彼の運命の人じゃなかったのかも…でも、もし運命こ人じゃなくてもかまわない。自分の力で、運命の人になってやる。

だけど、私がしたことは…彼の気持ちなんて考えてなかったのかもしれない。こんなに好きなんだから、必ず振り向かせてやる。運命の人どころか、嫌われただけだった。どれだけ後悔しても、もう会ってもとらえないんだ。

私がどんなに苦しんでも、泣いても、彼は戻ってはこない。これが現実…あの日を境に眠れない夜が続いている
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