生きる。~番外編~



「やっとみんなでご飯だね。」


「な。」


私たちが下へ降りると4人もちょうどきた。


「お母さん!お父さん!」


「由茉、久しぶりね。」


「二人とも総会以来帰ってこないんだもん。

子供放置しすぎでしょ!」


「だって由茉も婚約して家出てったでしょ?

もういい大人なんだからいいじゃない。」


全く…。


「慎一さん、美里さん、お久しぶりです。」


「久しぶりね。」


「由茉さんもすっかり大人になったな。」


とりあえず挨拶を済ませて

私たちはレストランへ向かった。


「由茉、湊くんとは仲良くしてる?」


「まぁ最近はケンカもないよ。」


「そう、ならよかった。」


「ついさっきまで気まずかったじゃん。」


「湊は余計なこと言わないで。」


「ところで二人はいつ籍を入れるんだ?」


「父さんに金返し終えたら。」


「なんだ、そんなのもう忘れた。」


「それより俺らは早く孫が見たいよな。」


「お父さん、まだ気が早すぎ。」


「俺なりのけじめのつもりなんで。」


「湊、こういうのは勢いも大事よ?」


「母さんまで何言い出すんだよ。」


「女は早く行動に移してもらいたいものよ。」


「俺まだ収入ねーんだけど。」


「カード渡してあるだろ。」


……………みんな、早く結婚してほしいんだね…。

まぁ婚約して4年だもんね…。


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