生きる。~番外編~



「瑠美さんは何時頃帰るの?」


「英梨と一緒だから夕方には帰ってると思う。」


「え、じゃあもういるかも?」


「かもな?」


「聞いてみてよ!」


私がそういうので、晴輝は瑠美さんに

電話を掛けた。


「もうすぐ家だってよ。」


「じゃあ今から晴輝んち行こうよ。

これ、英梨ちゃんに渡したいし。」


「はいはい。」


私たちは車へ戻って

晴輝の家に向かった。


「晴輝んち新築だから綺麗でいいよな。」


「一輝んちは広いだろ。

俺らの部屋とかそのまんまなんだろ?

どんだけ部屋余らせてんだよ。」


「子供ができたら処分していいからね?」


「今のところは残しとく予定だけどな。」


「由茉は結婚したら家建てんの?」


「建てないよ。しばらくあのマンション。

で、湊が言ったらあの屋敷にって感じかな。」


「ま、そうだろうな。

あんな広い家あったら

家建てる必要なんてねーか。」


「だから晴輝がちょっと羨ましいよ。」


「俺も。」


「別荘でも建てろよ。」


「湊んち別荘もあるもん。」


「悩みが贅沢なんだよ。」


そうだけどさぁ……



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