生きる。~番外編~
「てかさ、湊って独占欲強いじゃん。
誠一さんにはそういうとこ見せないんですか?」
「俺は仕事でしか一緒にいないから
湊はなんにも言わねーけど
今この状況を見られたらキレられそうだな。」
「新井さんはやっぱり湊のこと
湊って呼んでたんだね~。」
「昔の話です。」
……………なんか私にだけ敬語って言うのもねぇ…。
「新井さんと湊はどっちの方が強いの?」
「今は湊様の方が強いですよ。」
へぇ、そうなんだ。
湊、やっぱり強いんだなぁ。
「湊はもう晴輝さんも越えたよ。
あとは一輝さんだけ。」
爽が言った。
「一輝ねぇ…」
「まぁそれももう少しで決着がつくんかな。」
純が言った。
「一輝の実力って全然わかんないや。」
「見た目が怖くないからな。
でも一輝さんは無駄の動きもないし
すげーきれいに勝つよ。」
「しかも必ず1発で終わらせるからな。
無駄な体力は使わないな。」
「みんな詳しいんだね。」
一輝と如月にいた時はないのに。
私が龍に拐われたときくらい……。