生きる。~番外編~
「颯と純はいなかったけど
俺らが一輝さんと初めてあったとき
湊、1発殴られてるからな。
湊は1発も殴ることができずに。」
「しかも本気じゃなかったよね、あれ。」
「一輝さんはいつも本気じゃない。
あの人が本気を出す日ってあんのかな。」
新井さんが言った。
「俺が蘭に入った頃、蘭は一輝さんに潰されて
如月の傘下となったけど
その時の一輝さんも全然本気じゃなかった。
俺も一輝さんが殴られてるところは見たことない。」
「さすが輝さんの息子だな。」
「それを言うなら晴輝もそうだけどね。
ま、一輝は武道習ってたしなぁ。
晴輝はなにもやってなかったし、その差なのかな。」
おかげで私が小さい頃
晴輝が遊び相手になってくれてたんだけどさ。
一輝はいつも習い事でいなかったし……
「で、湊はいつ帰ってくんの?」
「さぁ?帰るときは連絡するっていってたけどね。
新井さんはなにか聞いてる?」
「いえ、なにも。
私より片桐さんのところへ連絡が行くと思います。」
「あ、そっか。
まぁ柳さんか雄が連絡してくるか。」
湊、アメリカ行くときは英語ペラペラな
雄を必ずつれてくから。