生きる。~番外編~
ここにいる子たちはあまり助からない。
それは私も経験上、知っていた事実だ。
私もこの子くらいの時は絶望を感じていたんだ。
私は彼に私の話をした。
大丈夫だとは言えない。
だけど、生きることを諦めてほしくなかったのだ。
「It's okay to think 'surely we were born to be happy.(私たちは幸せになるために生まれてきたと思っていいんだよ。)
So,to live.(だから、生きて。)
you too.(あなたも。)」
私がそういうと男の子は笑った。
私のいたその場所で、この子も笑ったんだ。
私はその子に別れを告げて病室を出た。
次に来たのは集中治療室。
ここにはいることはできない。
幸い、ここには今誰もいなかった。
「ここ。私はここで美波の最後の笑顔を見た。
弱々しく、だけど幸せそうに美波は笑った。」
私はまた泣きそうになったけど堪えた。
美波はここで最後まで私に
笑ってと言ったから。
「美波の人生が幸せな人生だったと
思っててもいいよね?」
ね、美波。