彼女のことは俺が守る【完全版】
『これからもよろしく』
短いメールだと思うけど、何となくこの言葉が私は気に入った。篠崎海は芸能人で眩い存在だけど、このメールの文字は彼の内面に飾り気の無さが表れているような気がした。
『こちらこそお願いします』
私がメールを返信すると篠崎海はニッコリと微笑んだのだった。嬉しそうに笑っているのを見ると私も嬉しくなる。テレビで見るのとは違う作られてない笑顔がとってもいいと思った。
食事が終わると私はタクシーに乗り、篠崎海のマンションに向かっていた。流れる夜の光を見ながら私は後部座席に座ったまま。少しだけ緊張している。昨日は感情が高ぶったままマンションに行ったけど、今日は気持ちも少しだけ落ち着いている。
昨日よりももっと緊張している私が居た。
「眠たいのか?」
「ううん。なんか緊張してしまって」
「里桜が緊張する気持ちも分からないではないけど、明日の朝から俺はロケに行くから、その間にマンションに慣れたらいい。里桜がマンションでの新しい生活に慣れたくらいにならないと俺は戻れないから」
「はい」
篠崎海のマンションに着いたのはそれからすぐのことだった。昨日と違うのは駐車場からではなくマンションの正面玄関から入るという事だけだった。篠崎海はスッと指を翳すとオートロックが解除されドアが開く。昨日言っていた通りにカードも暗証番号も必要なかった。
短いメールだと思うけど、何となくこの言葉が私は気に入った。篠崎海は芸能人で眩い存在だけど、このメールの文字は彼の内面に飾り気の無さが表れているような気がした。
『こちらこそお願いします』
私がメールを返信すると篠崎海はニッコリと微笑んだのだった。嬉しそうに笑っているのを見ると私も嬉しくなる。テレビで見るのとは違う作られてない笑顔がとってもいいと思った。
食事が終わると私はタクシーに乗り、篠崎海のマンションに向かっていた。流れる夜の光を見ながら私は後部座席に座ったまま。少しだけ緊張している。昨日は感情が高ぶったままマンションに行ったけど、今日は気持ちも少しだけ落ち着いている。
昨日よりももっと緊張している私が居た。
「眠たいのか?」
「ううん。なんか緊張してしまって」
「里桜が緊張する気持ちも分からないではないけど、明日の朝から俺はロケに行くから、その間にマンションに慣れたらいい。里桜がマンションでの新しい生活に慣れたくらいにならないと俺は戻れないから」
「はい」
篠崎海のマンションに着いたのはそれからすぐのことだった。昨日と違うのは駐車場からではなくマンションの正面玄関から入るという事だけだった。篠崎海はスッと指を翳すとオートロックが解除されドアが開く。昨日言っていた通りにカードも暗証番号も必要なかった。