彼女のことは俺が守る【完全版】
部屋に鍵を開けて入ると、そこには大きなトランクが二つ並んでいる。一週間の京都ロケなのだからこんなに大荷物になっているのだろう。朝は用意されてなかったから、私が会社に言っている間に準備をしたのだろう。目の当たりにすると分かっていたことだけど少しだけ不安になる。
私はここに居てもいいのだろうか?
「里桜。ちょっと来て」
そんなことを考えながらトランクから目を離せないでいる私を篠崎海はリビングから呼ぶ。その声に引かれるようにリビングに行くと篠崎海は自分の寝室のドアをちょうど開けるところだった。
「里桜の気が向いたらでいいから空気の入れ替えをしていてくれたら嬉しい。一週間も閉めたままにしているのは好きじゃないんだ」
「入ってもいいのですか?」
「入らないと空気の入れ替えは出来ないだろ」
部屋に入る事を禁止されるのかと思ったけどそうではなかった。篠崎海の寝室を少しだけ覗くとベッドの横に大きな本棚があった。そこには本がいっぱい入っていて、その本棚に入りきらない本が棚の上にもたくさん置いてある。
「本がいっぱいありますね」
「仕事の資料もあるけど、本はよく読む方だと思う。里桜が読んで面白い本があるかどうか分からないけど、好きなのがあれば読んでいいから」
自分の寝室に入ることも、本を借りていいというのも篠崎海はそれなりに私のことを信用してくれているのだろう。
私はここに居てもいいのだろうか?
「里桜。ちょっと来て」
そんなことを考えながらトランクから目を離せないでいる私を篠崎海はリビングから呼ぶ。その声に引かれるようにリビングに行くと篠崎海は自分の寝室のドアをちょうど開けるところだった。
「里桜の気が向いたらでいいから空気の入れ替えをしていてくれたら嬉しい。一週間も閉めたままにしているのは好きじゃないんだ」
「入ってもいいのですか?」
「入らないと空気の入れ替えは出来ないだろ」
部屋に入る事を禁止されるのかと思ったけどそうではなかった。篠崎海の寝室を少しだけ覗くとベッドの横に大きな本棚があった。そこには本がいっぱい入っていて、その本棚に入りきらない本が棚の上にもたくさん置いてある。
「本がいっぱいありますね」
「仕事の資料もあるけど、本はよく読む方だと思う。里桜が読んで面白い本があるかどうか分からないけど、好きなのがあれば読んでいいから」
自分の寝室に入ることも、本を借りていいというのも篠崎海はそれなりに私のことを信用してくれているのだろう。