変わらぬ愛なんて、あり得ない!【甘い香りに誘われてⅡ】spin off
「矢野さん、お待たせしました」

葉山の部屋へ行った美咲は、あっという間に戻ってきた。宅配業者並みの早さだ。

葉山の奴、俺に気を使ったのか?


・・・・・



美咲と一緒に、俺の部屋に入った所で、堪らず美咲を抱きしめた。


ぎゅうぅ…


「美咲、好きだ」

勢いよく美咲を引き寄せると、唇を重ねた。その薔薇色の唇に、何度も口付ける。

「……っ…ん…」

されるがままだった美咲の細い腕が、俺の背中に回った。


ぎゅうぅ


「私も、矢野さんが好き…」

互いの唇から、甘い吐息が漏れる。

ヤバい。止まらない。


「……ん…あ…」

背中に回っていた美咲の腕が、俺の背中をポカスカと叩く。

何だよ…









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