居場所をください。
相変わらず仲良く話す貴也と大橋さん。
「そういえばこの前おいしいラーメン屋さん見つけたの。
貴也くん、ラーメン好きなんでしょ?
今度一緒にいかない?」
「おう、好き好き。
どこにあんの?」
「だから一緒に行こうって。」
「いーよ。」
……………二人で行くの?
あなた私と付き合ってるのに
他の女の子と噂になりたいの?
はぁ、むかつく。
切ない片想いの女の子の表情できてんのかな。
「美鈴ちゃーん!」
そこに高城くんがきた。
「美鈴ちゃん?」
「え、だめだった?」
「ううん、いいけどね。」
「ってことであっちいこ。」
「はは、なにその誘い方。」
いくら音とってないって言ってもねぇ。
思わず笑っちゃったじゃん。
「でも俺が美鈴ちゃんの曲に出れるなんて。」
「はは、よかったら買ってね。」
「絶対買うし!!」
そんな会話をしながら教室を出る。
「はい、カットー。」
ふぅ。