居場所をください。

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「貴也？」


「…ん？あぁ、なに？」


「今日彼女と一緒だったんでしょ？」


「は、なんで？」


「美鈴ちゃんのツイ○ターに書いてあったの。」


「あぁ、そういうこと。」


「一回会ってみたかったなー。」


「……………なら、俺のマンション来るか？」


「え、でも…」


「エレベーターもあるし

段差もない。

車イスと薬でなんとかなるだろ。

俺もいるし。

美鈴帰ってくるのおせーけど

遅くても言えば絶対来る。」


「でも…外泊許可出るかな。」


「ばかじゃねーの？

もうすぐ追い出されるんだ。

出るに決まってんじゃん。

聞いてくるわ。」


俺は担当医に聞きに行った。