居場所をください。


「二人はもうキスしたの~?」


「俺はまだだけど。」


「なんだ、隼也人の事言えないじゃん。

貴也は?」


「俺は仕事であるくらい。」


「うわー、大変。」


「ってか前回のドラマだし。

美鈴、見てねーの?

俺のは見てたじゃん。」


「あー、バイトだからね。

隼也のはいつもちょうどバイト先で見れたから。

今は夜暇だし一人だから録画してでも見る。

二人のラブシーンあったらばっちり笑っとくよ。」


「すでに笑ってんじゃねーかよ。」


「だって想像すると変な感じなんだもん。

そういうのさ、演技でも本当にドキドキしたりしないの?」


「しねーな。」


「貴也も?」


「当たり前。」


「ふーん…。」


「あくまで仕事。

好きな人じゃなきゃ意味ないし。」


「ま、そうだよね。」



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