居場所をください。
「…そういえば長曽我部さんは会ってるの?」
「いや、会ってないし連絡もないな。
俺から連絡することはない。
あいつは今活動休止だしな。
籍があるだけで仕事をしないやつに
俺はなんの用もないしな。」
「うわー、冷たい。」
「仕事の関係なんだから当たり前。
美鈴と結婚してるとかなら話は別だけど。
俺は貴也がいない間に美鈴をうちのトップへ
つれてくつもりなのに、隼也が伸びてて
今じゃ隼也がトップ。
美鈴も負けてんなよ。」
「隼也忙しいもんねぇ…。」
「いや、お前も頑張れよ。」
「私もなかなか忙しいと思うけどね。
隼也はどんだけ働いてるんだか。」
「暇が全然ないからなー、あいつは。
美鈴と違って。」
「えー!私もなかなか忙しいよ。」
「のんきに文化祭回れるだろ。」
「あれも仕事でしょ。」
「もっと短く終わらせることもできるのに。」
「…いーの。
新人だし暇だから。」
「開き直るな。」
「来年頑張りまーす。
アルバムも出るし。
ツアーもあるし。」
「いや、今年も頑張れよ。
つってもCD出したら1位とってるし
売上も今の時代にしては良いけどな。」
「100は越えないけどね。」
「今の時代、50万売れればいい方。
ミリオンは難しいな。」
「まぁそうだよね~。
3万とか多いもんね。」
私はなんとかどれも40万を越えている。
…って考えたら私、なかなかうれてるじゃないか。