居場所をください。



「さてと、飯も食ったしもう21時過ぎたし

帰るか~。」


「あ、待った待った。

映画見に行けそうな日教えてよ。」


「あぁ、忘れてた。

そうだな~。」


長曽我部さんは分厚くて大きなスケジュール帳を見て唸った。


「けっこうお前も忙しいんだなー。」


「そうだよ、忙しいんだよ。」


何いってんの、この人。


「あー、10月29日16時くらいに終わるから

それくらいかな。」


「え、それ以外マックスで予定入ってるの?

休みもなく?」


「休みなく。」


「うわー、私忙しい。」


「ま、しかたねーな。

明日は8時な。」


「はーい。」


「よし、帰るか。」


ということで長曽我部さんがお金を払ってくれて

私たちは駐車場へと向かった。


「あれ?」


「どうした?」


車をおいた、お店の近くのコインパーキングへ向かう途中

私は見たことある姿を目にした。


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